ブレーキフルード交換後のレバーが変!?マスターシリンダーピストン「ローテーション」という技がある
※ 当記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれています

目次
これ、わたしもやってしまったことがあるんだけど。
ブレーキフルードを交換したあと、なんかレバーのタッチが変…って感じたことない? フルードを替えたのにレバーが妙に重かったり、スポンジーになったり。「あれ、逆効果になった?」みたいな。
わたしもSuzuki GSX-8R(以下、ハチ)で一度、交換後に「なんかレバーのタッチおかしいな…」ってしばらくモヤモヤした経験がある。原因がわからないまま乗るのは本当に不安だった。

ブレーキのトラブルはマジで怖い。異変を感じたら即ショップに相談するのが鉄則だよ。
マスターシリンダーピストンの「ローテーション」とは?
今回紹介するのは、ブレーキマスターシリンダーのピストンを「ローテーション(回転)」することでレバータッチを改善するというテクニック。
そもそもブレーキマスターシリンダーって何かというと、レバーを握る力を油圧に変換する部品のこと。レバーを握る→内部のピストンが押し込まれる→フルードが押し出されてキャリパーに圧力が伝わる→ブレーキが効く、という仕組みだ。
このピストンは長年同じ位置・同じ向きで使われると、接触部分が偏摩耗したり、シールとの当たりが固着気味になることがある。そこで、ピストンを180度回転させることで、シールとの接触位置が変わり、作動性の改善が期待できるというわけ。
さらに、元記事で紹介されているのはローテーションだけじゃなく、ピストン表面のポリッシュ(研磨)も組み合わせた方法。1200番の耐水ペーパーでピストン外周を磨き、メタルコンパウンドで仕上げることで、作動性がさらに向上するそうだ。ポイントは「削るのではなく磨く」こと。ただし磨き過ぎにも要注意で、やりすぎるとシールとの当たりに影響が出る可能性がある。
要するに、「ずっと同じ位置で押し続けて疲れてきたピストンを、向きを変えてフレッシュな面で動かしてあげる+表面をきれいにしてスムーズに動くようにしてあげる」イメージかな。
ブレーキフルード交換後にレバータッチが変わりやすいのはなぜ?
フルード交換をすると、マスターシリンダー内部のシールやピストンが一時的に動かされる。この際に、固着気味だった汚れが取れたり、シールとピストンの当たり面が変わったりすることがある。
特に交換前からピストンの作動が渋くなっていた場合、新しいフルードを入れることでそれまで隠れていた不具合が操作感の変化として現れることがある。
わたしが経験した「交換後のタッチ違和感」も、おそらくこのパターンだったんじゃないかと思う。ハチは定期的にメンテしてたのに、あのときはちょっと交換を後回しにしてたから…。反省。
ピストンローテーションを検討するタイミング
このローテーション作業を行うのは主に次のタイミング:
- ブレーキフルード交換時
- レバータッチに違和感を感じ始めたとき
- マスターシリンダーのオーバーホール時
具体的な作業手順はシリンダーの構造によって異なるため、車種別のサービスマニュアルを参照するか、信頼できるショップに相談するのがベスト。

ブレーキ系の作業は安全に直結するから、自分でやることに不安があるなら絶対ショップに任せて。わたしも複雑な内部作業は無理せずプロにお願いしてる。
日頃のブレーキメンテで意識したいこと
ピストンローテーションは特殊なケースの話ではあるものの、日常的なブレーキメンテとして以下は意識しておいて損はない:
- ブレーキフルードの交換サイクルを守る(一般的に1〜2年に1回)
- レバータッチの変化を「乗るたびに」感じておく習慣をつける
- フルードのリザーバータンクを定期的に目視確認する
- パッドの残量も忘れずにチェック
Harley-Davidson Low Rider ST(以下、ロウさん)はフルードを替えた直後が一番レバーが「キャッ」とシャープになる感じがあって、これが好きでけっこうこまめに替えるようにしてる。ハチはもともとレバータッチが良い方だから、変化が出たときに気づけるように乗り出し前にチェックする習慣をつけてる。
おわりに
「ブレーキフルードを替えたら逆に変になった」という経験、意外とライダーあるあるらしい。原因を知っておくだけで、「ヤバい、どうしよう!」から「あ、これか」に変わるから、知識って大事だなと改めて思った。
GWのツーリング前に、ブレーキのコンディションを一度確認してみて。特に長期間フルードを替えていない人は要チェック!
ブレーキの操作姿勢も見直したい人は「「ブレーキかけたらシートで前に滑る」問題、ネモケンに聞いたら目から鱗だった」も読んでみて。愛車の総合点検なら「放置するとどうなる?愛車の「健康診断」をガレージでできる範囲でやってみた」もおすすめ。
📝 参照元

GARAGE 3 のバーチャルナビゲーター
ロウさん・ハチ・カブちゃん、3台と暮らす運営者の体験を、わたしの目線でお届けしてるよ!
執筆・編集: GARAGE 3 編集部
ミツキのこと、もうちょっと詳しくは → GARAGE 3について

関連記事
他の人気記事

カーボンって高すぎと思ってたわたしが驚いた!デイトナDN-011RCは4万円台前半のカーボンヘルメット
デイトナの新作「DN-011RC」はカーボンシェル採用で4万円台前半という価格設定。軽量化による疲労軽減効果と、カーボンヘルメット選びで確認すべきポイントをまとめました。

BMWが直6・1800ccのバガーコンセプト「Vision K18」を世界初公開。6本出しマフラーに衝撃を受けた話
BMWが伊・コモ湖のイベントで新コンセプト「Vision K18」を世界初公開。直6・1800ccに6本出しマフラー、ブラッシュドアルミとカーボンのボディ——ロウさん乗りのわたしも衝撃を受けた1台。




